好奇心を持って因果関係を探る重要性

先日、古傷の膝が腫れ上がって水が溜まってしまい、整形外科で抜いてもらった。
膝には古傷があるため靭帯や軟骨を痛めやすく、その場合は膝に血が溜まってしまう。

なので今回も血が溜まっているのかと思いきや、注射で抜けた液体の色は黄色っぽい色で。

いわゆる膝に水が溜まってしまった。

なんでもリウマチや感染症などの免疫反応で溜まった時にみられる色とのこと。

心当たりは全くなく、頭にはハテナが浮かびっぱなしだった。

この原因不明で宙ぶらりんな感じが、とっても苦手で。

幼少期から私は一寸先は闇というか、予測不能な環境で暮らしてきた。

理不尽なことが頻発するので、原因と結果が結びつかない。

けれど、子どもは親から愛されたいという欲求が本能的にあるので、子どもは親が悪いのではなく自分が悪いからそのような状況を生み出したと考えてしまう。

また、生存するためには親の養育が必要なことを身にしみて分かっているため、親に責任を帰すという思考回路を回避して、自分が悪いと思い込んでしまう傾向もあると言われている。

その結果生じるのが自責感で、自己肯定感の低下にも繋がっていく。

これが発達性トラウマが形成される一つの例で。

ここに腹側迷走神経的な好奇心は一切存在しない。

なので逆に、原因と結果が結びつくと安心する。

不思議なことに、理にかなっていなくても因果関係が見えると落ち着く。

だからか、古傷の膝に水が溜まった原因が分からないと、なんだか落ち着かない気分になる。

けれど。

身体のことは因果関係が必ず結びつくのを頭でも、経験でも学んできた。

昔と違い、今は興味を持ってその原因の追求と修正に取り組むことができている。

今日もまた、私に好奇心という恩恵をもたらしてくれる腹側迷走神経に感謝する日。

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